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ChatGPTと音声認識を組み合わせた多言語に対応する会話促進ツールを開発、学内で実証実験を開始

2024.02.05

2024年1月より、大阪いばらきキャンパス(OIC)で、OpenAI社の人工知能チャットボット「ChatGPT」と音声認識の仕組みを組み合わせた翻訳ツール「BloomTalk※」の実証実験を開始されました。

BloomTalkは、言語の壁をAIの力を借りて乗り越え、会話を自由に楽しむことを目的に開発。日本語、英語のみならず、それぞれの母国語(想定50ヵ国以上)で話した内容をChatGPTの言語変換機能を利用し、日本語と英語に同時変換できる機能を有しています。この機能により、日本語、英語等の習熟度等に関わらず、お互いが円滑なコミュニケーションができ、言語で伝えづらい細かな内容も各人の母国語で伝えられるため、「言葉の壁を越えてよりよく、より深く会話を楽しめる」ことを想定しています。

BloomTalkは、2023年度のGPSP(グラスルーツ実践支援制度)にて採択されたプロジェクト「日英二言語・多言語対応の更なる発展に向けた生成AI 利活用の取組み-留学生、そして世界をより身近に-」(プロジェクト代表:OIC新展開企画課垰口広和さん)の一環で開発されました。立命館大学グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)第4期拠点形成型 R-GIRO研究プログラムのリサーチアシスタントの杉山滉平さん(立命館大学大学院理工学研究科博士課程)が開発し、AI技術の教育活用の研究者である山中司教授(生命科学部)が監修を務めています。

この実証実験の詳細は、立命館学園の以下のWEBページに紹介されていますので、是非内容をご確認ください。

https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=3518