Grassroots

制度について

グラスルーツ実践支援制度の趣旨

 立命館学園は、コロナ禍における様々な困難を経験しました。その中でも教職員の現場での自発的で多様な実践の積み重ねがあり、アフターコロナを展望した新たな取組みが推し進められています。立命館学園常任理事会は、この間の教職員の奮闘に深い敬意を示すとともに、これらの草の根的な取組みを学園全体に広げることが、ひいてはR2030チャレンジ・デザイン推進の原動力となるものと考えています。
 このような中、常任理事会は、2021年度業務協議会での議論を通じて、R2030の推進を自分ごと化し、5つの転換を創造的に推進する教職員の現場での実践を後押しする「R2030推進のためのグラスルーツ実践支援制度(以下、「本制度」)を設けることを決定しました 。
 本制度は、教職員による現場での自発的で草の根(グラスルーツ)的な取組みを励まし、具体的な実践に必要となる経費等を支援することを目的とするものです。このため、本制度は教育、研究、社会活動といった特定のカテゴリに限定せず、幅広い取組みを支援対象とします。なお、既に取組みを実施し、現在も継続しているものも対象とします。また、部門や職種を横断したメンバー構成により、それぞれの現場を繋ぎ、それぞれの強みを活かす実践を推奨します。
 本制度による多様な実践を共有することで、改善・改革の取り組みを広げるとともに、自発的な取組みの中から組織的な施策や制度へ展開が期待される芽を見つけ、育てる仕組みづくりにも取組むものです。

グラスルーツ実践支援制度の対象となる取組み

 教職員による現場での自発的で草の根(グラスルーツ)的な取組みであり、開発、実践、調査、研修、実践の評価・分析のいずれかに該当し、かつ具体的な改善・改革に繋がる計画があるものを対象とします。なお、既に取組みを実施し、現在も継続しているものも対象とします。